
平成の時代にこんな生活をしていた
中学生がいたなんて・・・。
この飽食の時代におなかを空かして
ご飯が食べれず毎日自販機の下にお金が
落ちてないか見て回る。
住む場所がないのでとりあえず近所の公園で
寝泊りを1ヶ月弱繰り返す。
一ヶ月弱とはいえ中学生ですよ、中学生。
シャワーは天然の雨。
トイレは草むら。
おなかが減りすぎたときは“草”や“ダンボール”をたべる。
お兄ちゃんやお姉ちゃんも違う公園で住んでたそうです。
そんな中多くの人に助けられ、
芸人になりこの本を出したようである。
一番笑えたのが“味の向こう側”。
お米一膳でおなか一杯になる方法を考えた末
ひたすら咀嚼する方法を編み出したらしいのだが、
ある程度かんでいると味はしなくなるらしい。
それをさらに噛み続けるとほのかな甘味が
口に広がるみたいなのだが、それを味の向こう側と
呼ぶみたいである。
回りの環境が似たようなものであれば問題ないと
思うのだが、日本は平均的な生活をみんな送っている
国であると思っていた。
そんな中でこの暮らしはかなりつらいと思う。
現代のシンデレラストーリーですな。
評価 : 9/10